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「んー!やっぱここは 特等席だな」
屋上の貯水タンクの横のスペースに寝そべり雲一つない空を
見上げていた
「こんなとこでサボリか?
「あぁ?わりぃかよ」
「いや良いんだようん。青少年だ もんな」
「つか誰だよ!邪魔するなら 戻れよ教室」
「あー悪い悪い。俺は…」
謎の男が自分の名前を
言いかけたそのときヤツの
携帯が鳴った。
着うたがアニソンだった
のは言わないでおこう…
顔は爽やか系なのに
絶対モテるタイプなのに…
着うたアニソン
しかもなんか乙女チック
な歌声だった
ストラップ美少女フィギュア
もう笑いをこらえるのに
必死だった
マジ有り得ない
アイツ何者っ?!
「悪いな青少年。用事が出来た またな」
そう言ってギィーと金属音を
立てて出て行った
「いや…名前…
まあいっかうちの生徒
ならまた会えるだろう」
そう呟いてマサは目を瞑った
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