ペットではなく、

2/3
前へ
/62ページ
次へ
家の中で飼ってからロンを観察してるのが楽しかった。 玄関を降りても登れない、階段を上がるが降りれない、どの動作も可愛かった🐶 なぜか途中からロンピ~と言う名前がついたか、 それは、何かを欲しい時などに笛ガムみたいに、鼻をピーピー鳴らしているからその名前に変わってしまった。 ロンピ~はお手、おかわり、お座りを覚えただけで近所のおばちゃん達にも好評だ。 その後、すぐに大きくなり散歩の時でも力負けするぐらいに大きくなった。 中学を卒業して、高校に入りバイトなどで忙しくなりあまりロンピ~とも遊ぶ回数が減ってしまった。 夜11時にバイトから帰って来て、皆が寝ている時でも、親の寝室から玄関まで迎えに来てくれる。 眠そうな目をして尻尾をいっぱい振って顔を舐めてくれた!すごくそれがしあわせだった。 でも、いつしかそれが面倒臭くなり、ロンピ~が玄関に来る前に2階の自分の部屋に上がる。 ロンピ~も2階に来て扉を鼻で押すが開かないと知りまた寝室へ戻っていく。 今考えると、俺は愚かな事をしてしまった。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

173人が本棚に入れています
本棚に追加