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彼が居ないと息をする事すら困難なのだ、生きる事が危ういと改めて痛感した。
あたしはまた間違いを犯したと自らの行動を悔やんだ。
なのに何故また
良く考えもせず携帯を握ったのか。
彼と離れてしまった実感から逃れたかった。
生きる為の体の働きすらままならない状況に耐えられなかった。
苦しくて悲しくて中身が痛む
そんな一分一秒がどうにも耐えられない。
反省も出来ていない
後悔と嫉妬、憎しみがごちゃ混ぜのあたしの右手が打つメールなんて
彼を更に苛立たせるだけのものにしか過ぎないのに。
返信が
ない
また絶望を感じ
苦しくてメールを打つ。
変換もできないメールはひらがなと誤字脱字ばかりで意味の分からない内容だった。
それでも必死に送り続け
やっと彼からのメールが届く。
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