天使

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天国って楽園だとおもわれてるけど… 実は会社で天使が社員だって誰も知らない。 そして地上に降りてる天使がけっこういる事も。 そして今俺がいる場所は学校。 「ーっ重いー!」 放課後、数学を教える先生がお爺ちゃんみたいな人で、重たそうなプリントを持ってたから俺が変わった。 そこまではいいんだ。 持ってみるとかなり重い。 これは計算外だった… プリントで前が見えないし… 階段を上ってると、躓いてコケそうになった。 「うわっ…」 「おっと。亀梨って1日一回転んでない?」 「赤西… 転んでねぇよ」 「ってか何そのプリントの山」 「先生の変わりに運んでるだけだよ。重い物を持つの、変わってくれたら嬉しいだろ?」 「…じゃあ、ここからは俺が持って行く。重い物変わったら嬉しいだろ?」 「…ありがと」
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