第1章 十楓原小学校。 

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俺の名前は中野 愁平。 右にいるのが春海。 左にいるのが親父。 「ここだな」 「そうよ」 俺たちは十楓原の住所をさぐって、ここまで来た。 ここが、いじめで有名な小学校。 でも、ここには生徒が集まる。 試験で落ちた子や、不良のたまごや、学校の給食費さえ払えない金がない子達が集まる。 そうして皆はいっぱいストレスを抱えてきてる。だから、ストレス発散法の「いじめ」をするらしい…。 俺はいいとは思わない。 でも、他人が「いじめ」と思っても、自分では気づかないようなときもある。 止めても止めてもなくならない。 それが「いじめ」・・・。 「愁平、行くよ」 「あ、おう…」 一体、俺達がいまから行くところはどんな光景が待ってるのだろう。 おぞましい光景が待っているのだろうか…。
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