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俺たちはいろんな子を一人一人救いながら、校長室に着いた。
ちょっとした冒険を終えた気分だな。
「入るぞ」
「うん」
コンコン…
「どうぞ」
奥から声が聞こえた。
きっと校長だ。
「失礼します」
入った先には、椅子にすわっている女性がいた。
きっと校長だな。
「校長先生ですか?」
春海が聞くと、
「はい。校長です。どうぞ。お座りください。」
と答えた。
3人でイスっていうか、ソファーに座った。
「ご用件は?」
座ってすぐにそう聞かれた。
あたりまえだけど。
「あの…。」
あれ?
大事なことをまだ知らない。
Kの名前は!?
名前を知らない。
うわっ…どうしよ。
しらねーよ名前なんて俺。
すると、
「川石 敬助って子…ご存知ですか?」
春海が言った。
「おい、何で名前しってんだ?」
ヒソヒソ声で喋る。
「調べたのよ。
Kにそっくりな子がいたから。」
「なにで?」
「秘密情報だから。教えれないわよ」
秘密情報って…。
なんか危ないなぁ。
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