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僕の名前は本宮郁。
いたって……少し背の低い普通の男子高校生。
そんな僕の大好きな恋人はとっても優しくてカッコよくて素敵な人。
「修真さーんっ」
学校帰りに待ち合わせして、これからご飯を食べに行く。
1ヶ月前のホワイトデーの僕の誕生日に好きって言ってくれたんだ。
「走ったら転ぶぞ」
笑顔でそう言う僕の恋人。
高村修真さん。
頭が良くてカッコいい26歳の大人の男の人。
「ごめんなさい!
遅くなっちゃって」
「大丈夫。
また居残りさせられたのか?」
「うっ……宿題忘れちゃって…」
修真さんは照れる僕の頭を大きな手で撫でた。
そんな仕草1つで、僕の心臓はドキドキが止まらなくなる。
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