ノンフィクション

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そんなことがあった数日後、遂に彼は見た。 S君は自分の部屋で寝ていたそうだ。異変はいつあったかは知らない。しかし、突然体の自由が無くなった。つまり、金縛りにあったそうだ。彼は目を閉じていた。にもかかわらず、彼には見えたそうだ。 彼は、部屋にたたずむ一人の女の足を見たそうだ。女は何か言っていたそうだが、彼から話を聞いた僕がその内容を忘れてしまった。ただ、僕が聞いたので覚えているのは、女が 「お前のせいだ。」 と、言ったというこてぐらいだ。
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