忘れ物
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今、力富は開智にいる。時刻は深夜零時。静まり返った学校に、力富は忘れ物を取りに行った。 懐中電灯の灯りを頼りに、三階にある彼の教室に向かった。五月の夜風はまだ薄寒い。力富はブルッと身震いをした。 不意に、背後に気配を感じた。力富は後ろを振り返り、懐中電灯で照らした。 背後には背の低い初老の男が、下を向いて立っていた。
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