獣医学のススメ3

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獣医学のススメ3

真は準備をして、雅の車に乗り込んだ。 『今からどこに行くんだ?』真が聞いた。 『動物園だ。県立文理動物だ。今回はコアラが患蓄だ。オーストラリアから10日前に送られた大事なコアラらしい。が、原因不明の栄養失調症になっているらしい。』 『厳しい件だなぁ…コアラは病気なると死ぬだけと言われてる難しい動物だ。』 『頑張れよ~今回は他大学のお偉いさんが来てるらしいからなぁっ気をつけろ~』 車は動物園につき、コアラ館へ急いだ。 他の偉い大学教授『遅かったではないか、宇部大学の獣医学部のみなさん』 見下しながら真と雅に言った。 雅『その様子だとまだ、解決していようですね。みなさん。』 『うぅ……まぁ我々もわからないんだ、お前らなんかにわかるわけなかろうが』 雅『始めよう、飼育員さん検査結局を見せてください』 雅『別にへんなところはないですねぇ…食欲の方はどうですか??』 飼育員『なにも変なところはないですよ、どちらかと食欲旺盛な方ですよ。』 雅『うぅ……いわいる消耗病ってやつか、、、食べているけれど確実にやせていくというやつですかぁ…』 飼育員『先生、お願いします。大事な動物なんですよ~』 雅はおもむろに動物舎に入り、ユーカリの木を見始めた。 雅『むぅっ…これは……』 雅『わかりましたよ。原因はこのユーカリです。』
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