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「なぁ…?」
康介が首をかしげながら言った
「おかしくね?」
「何が?」
「気付いてないのかよ!
だって誰も歩いてないじゃん?」
「でも春休みだし不思議じゃないんじゃない?」
「馬鹿!
もう12時だぜ?」
「あっ…確かにおかしいかも…。」
確かにおかしい…。
普段のこの時間は結構交通量多いのに。
「どうせなら武司の家行くとかどうだ?
あそこならお前のお母さんいるだろうしいろいろ話し聞けるんじゃね?」
「それいい!」
康介の言葉に霧島が共感した。
「んじぁ…。
行ってみる?」
でも、なんか…。
嫌な予感するんだよねぇ…
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