異変

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「ただいま~」 「ん?」 「ただいま~!」 家には誰もいないようだった。 「買い物かなんかなんじゃない? それならテレビつけてみようぜ! ニュースとかでなんかやってるかもしんないし!」 こういう時の康介の判断はいつも的確だ。 普段は馬鹿っぽいのに…。 「なぁー? お前んち受信料払ってる(笑)?」 「当たり前だろ!」 「つかないぜ?」 康介が何度キーを押しても映る気配はない…。 「どうしたんだ? 一体…?」 「キャアアアア!」 「おい! あれ霧島じゃね? いないぞ。」 「なんで2階にいるんだよ!」 俺と康介はドタドタ音を立てながら2階に登った。
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