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「…というわけなんだけど。
誰か詳しい人とかいないのかな？
この学校で俺たち以外に行方不明になった人達がいたのか…。」
「それ…。
聞いたことがある…。」
そう言ったのはクラスでもオカルト好きで有名な立川真也だった。
「確か…４人いなくなってるよね…。
僕らの半年前に３人。
その２ヶ月前に１人だったはず…。」
「名前は？」
「そこまではわからないよ…。
ただ、最初のが女の子であと３人は男だったはず…。
気付かなかったかな？
この前の卒業式で名前だけ呼ばれたよ？」
あっ…そういえば。
その頃はこんなことになるなんて思わなかったし…。
「どこに行けば調べられる？」
「資料室ならあるかもね。
僕はネットだからこれで限界だったよ。」
「それじゃあ…俺と立川で資料を見てみよう！
康介と霧島はここにいてくれ！」
「了解♪」
「なんか面白そうだけど…。
わかった。調べておいで。」
俺と立川は教室の入り口を開けて廊下へ出た。
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