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「おはよー！」
俺はドアを勢い良く開けて教室に入った。
「飯塚くぅ～ん♪」
うわ…出たよ…。
俺に話し掛けてきたのはクラス委員長の霧島杏里だ。
気さくでいいやつだけど、遅刻とか欠席には妙に敏感なんだよな…。
「ごめん！
寝坊しちゃって！」
「も～う！
いいから早く入って！
みんな待ってたんだから～。」
「ごめんごめん！」
俺は自分の席に座った。
「朝から素晴らしいご登場だな(笑)」
俺に話しかけてきたのは同じクラスの轍康介。
小学校から一緒のクラスで俺がクラスの中で一番信用しているやつだ。
「それじゃーぁ、みんなコップ持って～！
乾杯！」
霧島の合図で楽しいクラス会がはじまった。
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