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「みんな?
無事か?」
クラスメイトはどうやら無事なようだ。
ただ1つ気になったのは空の景色だった。
なんで真っ暗なんだろう?
クラスメイトも異変に気付いているみたいだったけど誰もその事を言わない。
言ってしまったら流れで外に出ることになりそうだからだろう。
俺だって…出るの怖いけどこんままじゃはじまらないよなぁ…。
「みんな!
俺がちょっと外見てくる!」
「やめなさいって!
危ないじゃないの!」
霧島が叫んだ。
「でもさ?
今、立ち往生するくらいなら外見に行くべきじゃない?」
「まぁ…そうだけど…。」
「1人は心配だから俺も行くよ。」
やっぱり康介は頼りになる。
「わたしも…行くよ…。」
「ええっ!?
霧島どうしたんだ!?」
「だって本当はわたしが行くべきとこだからね…。
飯塚くん達が行くならわたしも行くわ。」
「んじゃー残りはここから動かないでくれ!
行くか?霧島、康介」
俺達は3人で学校を出た。
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