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「友達と最後に遊んだりしないの？」
「友達なんていないわよ。それに、私は一人が好きだわ。」
「けれど、昨日もその前も友達が誘いにきてくれたのに、あなたったら無下にあしらってしまうんですもの。
昔は友達と遊んだり、猫やウサギや犬を飼って大切にしたり、色々なものに参加していたのに。
これは一体どういうことなのかしら？」
「いいじゃない。勉強はしてるわ。それに、本って素敵よ？そうだわお姉さま、新しい本はないの？」
何を言っても引かないアリスに、お姉さんは仕方なく引き下がり、1つの本を渡しました。
「今日入ったものよ。ゆっくり読んでね。」
「ええ、分かったわ。」
そういってお姉さんと別れ、自分がいつもいる席に歩き出しました。
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