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――う…ここは?
うっすら目を開けてみる。
そこは楽屋だった。
一一戻って来たんだ…。
時間を見る。
あと5分程度で収録開始と
いう時間になっていた。
上「あれは…夢だったのかな?」
沈黙を破ったのは
上地だった。
野「いや…どうやら夢じゃ
ないみたいですよ」
野久保はそういって左手の甲をつるのと上地に見せた。
上「星に…羽がはえてる…
あっ。オイラの手にもあった!
ノックは青で描かれてるのに、オイラのは黄色だ」
恐る恐る自分の手の甲を見てみる。
――あった…赤で描かれてるな…
野「これ、正に"羞恥心"ですよ!」
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