4、決意

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  ――う…ここは? うっすら目を開けてみる。 そこは楽屋だった。 一一戻って来たんだ…。 時間を見る。 あと5分程度で収録開始と いう時間になっていた。 上「あれは…夢だったのかな?」 沈黙を破ったのは 上地だった。 野「いや…どうやら夢じゃ ないみたいですよ」 野久保はそういって左手の甲をつるのと上地に見せた。 上「星に…羽がはえてる…  あっ。オイラの手にもあった!  ノックは青で描かれてるのに、オイラのは黄色だ」 恐る恐る自分の手の甲を見てみる。 ――あった…赤で描かれてるな… 野「これ、正に"羞恥心"ですよ!」  
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