潜むモノ

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にび色の雨に 照らし出された 心の奥に潜む思い 君の横顔見つめる僕の 果てしなく広がる 悲しげな笑顔 滲ませる涙 とめどなく溢れる 思いはただ一つ 言霊にのせて 永久(とわ)に誓おう この魂迄も君に捧げると 幾時が過ぎ 幾千の刄に引き裂かれたとて 君の笑顔取り戻せるならば この身が朽ち 塵と成り果てようと 護り抜こう そしていつか 闇のなかに射す 一筋の光りに触れ 再び取り戻せるその日まで。
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