プロローグ

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―樹里― 中2の秋。 家に帰ると いつもなら騒がしいくらいの 家が静まり返っていた。 気になって リビングに行くと、 血だらけで 両親が寝ていた。 いくら私でも、 『死んでる』事 くらいすぐにわかった。 私の人生が 代わり始めたのは きっとこの時だった。 人が信じられなくなって クラスのみんなから 避けて孤立していった。
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