18人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はお前を愛している、狂おしい程に
俺はお前を独占し、飼い慣らしたい
だから一生俺の鎖に縛られていろ!
お前は俺とよく似ている
気持ち悪いくらい似ている
お前は俺とよく似ている
愛しい程に
黒い夜にお前の体を眠らせ
生贄の祭壇に奉ろう
お前は俺のモノだ
逃れる事すら赦さない!
侵されぬ競落の園 お前を束縛し穢す海
お前の体に血の印を
消える事の無い印を刻み付けよう
破滅の鼓動
狂気の接吻
終焉の愛撫
お前の心を壊し
言いなりになるようにしてしまいたい
瑞々しい果実を手に
命の滴溢れる部分を摘み
聖なる繁みをまさぐり蹂躙する
死すら過ぎる高揚
快楽が如く俺を満す
お前が欲しい
誰にも触れられぬようにと思う程に
総ての罪を忘却の沼へ墜とす
お前を壊わす程掻き回してやろう
“かの首輪少女へ与える愛情”
狂気の心 理性を棄て
“かの鎖は俺の欲望の全て”
独占への渇望 未だ費えず
胸に刻み付けた十字架
破滅の奏
柔らかな接吻
私とお前は良く似ている
だから壊してしまおう
(お前を壊す程掻き回してしまおう)
良く似ている
だから愛しい
飼い慣らしたい
(そして俺しか視界に
入らないようにしよう)
良く似ている、気持ち悪いくらい。
だからこそ
(自ら望んで俺の鳥籠に
舞戻るよう教えさせよう)
狂おしい。お前が欲しい
俺のモノと化せ
(深く刻み付けてやる
俺という狂気の印を!)
お前は俺のものだ!
最初のコメントを投稿しよう!