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俺は自分の席に座った
机の中に教科書を入れようとしたとき
カサッ
ん?
なんか入ってる
手紙だ....
なになにー?
《おはよーキャプテン^-^!!
今日昼休みにミーティングします☆
マネージャー 夏樹♪》
なんで手紙なんだ?
メールでいいじゃん...
手紙をたたんでカバンに入れた
「高橋くん、今のラブレター?」
クラスの女子達がいきなり話かけてきた
直
「...違うけど?」
「そっかー よかった♪」
直
「?」
ガララッ
「おい直也!!!!!」
教室中に大声が響いた
俺の好きなやつの声
直
「何?裕也」
俺の口許が緩んでるのがわかる
裕
「なんで今日朝練サボったんだ!!?」
怒ってる....
やっぱり裕也には笑っていてほしい
裕
「聞いてんのか!!
お前仮にもキャプテンだろ!?
なにサボっんだよ!!」
直
「仮にもって...酷いなぁ;;
ちょっと体調悪いから休んだだけだよ」
裕
「えっ!?調子悪いのか?
....大丈夫か?」
すぐに心配そうな顔に変わった
さっきまで怒ってたのに...
裕也は優しいね....
直
「大丈夫だよ、放課後はちゃんと部活行くから」
裕
「...うん、無理すんなよ?」
残酷だなお前は
お前が俺をおかしくするんだろ
優しくすんなよ、期待しちゃうだろ?
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