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朝、ケータイのアラームで目を覚ましたら裕也を起こすのが俺の日課
裕也と俺は同じ部屋
だから、たまに裕也のいびきで目を覚ますときがある
直
「裕也？朝だよ、起きな」
裕
「････」
いつものことだけど
裕也は一度声をかけただけでは起きない
絶対に...
だから毎朝困ってる
直
「裕也...起きないと痛い目みんぞ？」
裕
「･･･ん」
返事をしたから起きたと思うけどこれは無意識に答えているだけだ
俺は部屋に転がっていたバスケットボールを片手で拾った
直
「もう知らない...」
そのボールを裕也のお腹にぶっけてやった
ボコッという鈍い音が部屋に響いた
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