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普通の隕石なら何の問題にもならなかっただろう
その隕石は後に「冷たい意志」と名付けらるそれは、
本来映るはずのない不気味な影をレーダーが捉えていたために
急遽、探索隊が隕石を調べるために駆り出されることになる……
その名の通り隕石はこの時代の科学では説明出来ぬほどの冷気を持っていたが、
地球に落ちたときの摩擦でまわりは荒れた大地になっていた
さらに不思議なことに、
落ちたとされる場所からは隕石が発見されず、
当初作り上げられた北極の探索隊は皆、困惑の色を顔に浮かばせることになる
(もっとも顔は防寒マスクで見えなかったが………)
そして、
あれは起こった
出発してから数日後、
探索隊がもうじき任務を果たすと予想される日のこと……
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