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書類を提出した後、アルは入学にあたって必要な物を買いに市街に来ていた。久し振りの休暇、それも学園に通うというおまけ付き(誘拐犯を捕まえる仕事は有るものの)。アルの心は期待に踊っていた。勿論、今更彼が学園で学ぶ物事等欠片も無いが。
「学園か…、どんなとこなんだろうな。俺は行った事無いか「キャァァァァァァ」」
「……ンナ、何だ?」
突然の悲鳴にアルは一瞬驚いたが、すぐに悲鳴が聞こえてきた方にむかって走った。
路地裏では案の定、一人の女性(いや少女と言うべきか?)は黒ずくめの男3人に囲まれていた。
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