ギルドマスターの提案

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「貴様等、何してんだ。返答次第では、只では済まさん」 アルは先程タコを串刺しにしていた槍を 何処からか取り出し構えながら、黒ずくめの者達を問い質す。しかし、黒ずくめ達はなにも言わず、向き直ってアルに襲いかかる。 (やれやれ、捕まえて警吏【警官の事、ケイリと読む】に突き出すか) ため息を吐きながら、アルは槍を振るい、黒ずくめ達を一瞬で叩き伏せた。少女はその光景を呆然と見ていた。アルはそんな少女に声をかけた。 「大丈夫だったか?怪我は無「あ、あの~」……何だ?」 少女「貴方の御名前は?」 「……、『アルバート・スコット』だが?」 何故名前の『グラッセル』を省略したかは、今は置いて置く。 .
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