プロローグ

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………… 「では、そろそろ本部に戻ります。また何かありましたら、ギルドに連絡して下さい」 「おうよ、今度来た時は特上の刺身を振る舞ってやろう。」 「…楽しみにしていますよ。」 アッと、少年は何かを思い出したらしく、村長に問いかける。 「最近、この辺で誘拐事件とかありました?」 「ハァ、誘拐ねぇ、多分無かったと思うぞ。」 「そうですか、ありがとうございます。では、 …………『転移』」 フッと音がして、少年は煙のように消えて行った。 .
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