雨上がりの黄昏に

1/2
59人が本棚に入れています
本棚に追加
/124ページ

雨上がりの黄昏に

朝からどんよりとした雲空に、今いちスッキリならない雨☔   雨音も、リズム感のてんで良くない耳障りな調べを奏でていて、何となくダウンな気分😒   「ふぁ〰ぁ😭」 どうにもテンションが上がらなくて、生アクビも何度したのか…。   グゥゥ〰💧 腹の虫だけは規則正しく、空腹を告げる😓   それというのも、明け方の豪雨と落雷の凄まじさが原因だ😣 雨はダムの放水のように降り注ぎ、カミナリはまるで耳元でドラムの爆音が繰り返されているかのようなひどさだった…。   〈いったい、何人が寝不足になってんだろ?〉 などと、くだらない事を考えながら空腹を癒す為に軽く身仕度を整えて、部屋を出る👣   空は機嫌を直したのか、いくつもの雲の切れ間から午後の陽射しが白く透明なベールとなり、幻想的な景色を人工の建物がひしめく地表に彩りを演出している。   自転車置き場から、自分のMTBを引っ張り出して、颯爽とペダルを蹴り込む❗   「あ~😆雨上がりの後は風が涼しい~😃」 思わずテンションが1速から4速に入り、つい調子に乗ってスピードを増してしまった❗   のが良くなかった😵 横断歩道の青信号が点滅していたんだっけ⁉👀
/124ページ

最初のコメントを投稿しよう!