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春の空はあっという間に暗くなった。
「じゃあ明日ねっ」
「ばいばーい」
手を振って夏南と別れ、帰路につき、一人歩きながら、さっき撮ったばかりのプリクラを眺める。
やっぱり夏南、きれい……いつスカウトされてもおかしくない!
「あっ…」
目を惹く一際派手な、夏南がらくがきした一枚。
そこには…【ともだち第1号★】というカラフルな文字。
その言葉がなんだか嬉しくて、ますます夏南が好きになった。
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