1447人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
ある日。
「○○ちゃん(←私の名前)」
兄ちゃんが私を呼んだ。
私は振り向かなかった。
兄ちゃんが、おかしいなと思って、私に近づきながら、名前を呼んだ。
それでも私は
振り向かなかった。
兄ちゃんは、お母さんが、仕事から帰って来たあと、お母さんに言った。
お母さんも私を呼んだ。
私は振り向かなかった。
お母さんは私を、
病院に連れて行った。
私は
聴覚障害だったー…。
簡単に言えば、耳が悪い。
家族はみんな
泣いた
泣いてないかもしれないけど、
それでも
大きなショックを
与えた。
…私のせいで。
…ごめんなさい
.
最初のコメントを投稿しよう!