~プロローグ~

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++++++++++++ 階段・2階と1階の間。 「おはよ、先生」 「Σおぉ、藤宮!」 「重そうだなー。はいはい、コレと交ー換☆」 夏輝は木下を発見すると、すぐに、その腕からプリントの山を取り上げる。 同時に持っていた袋を渡した。 「お、おぉ、悪いな」 「いいってコトよー☆」 「…これは?」 「ん?土産だよ。それは先生に」 「そうか、ありがとな」 「どういたしまして☆」 そう言うと、夏輝は笑う。 それを見た木下はハッとして、本来言わなくてはならない事を思い出した。 「お前な、学校休んでまで旅に出るな!」 「Σ!!いきなり怒るなよ、寿命縮むだろーっ」 「うるさい!毎度毎度、反省しろ!」 「悪かったって」 「聞き飽きたわ!」 そう言って腕を組む木下に、夏輝は。 「先生、血圧上がるぞー」 「…藤宮…」 この一言が地雷だった事は言うまでもなく。 その後、懇々と説教されながら教室に戻った夏輝なのであった。 end...
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