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琉唯(るい)「暑いー。」
太陽が照り付ける炎天下の中、ある公園で待ち合わせをしていた。
四年ぶりに会う『仲間』を待ち続けて約一時間
本気でムカついてきた。
雛「喫茶店に入ってたらアカンの??」
隣でバテていた雛が口を開いた。
琉唯「ここで待っとけって言われたし、後30分ぐらい待って来んかったらそうしよか。」
これ以上ここで待っていたら熱中症になりそうだったので、後30分だけ待つ事にした。
雛「それにしても琉唯雰囲気変わったなぁ!!」
琉唯「ホンマに??笑」
雛「三年前からしたらますます綺麗なってる!!」
琉唯「ありがとう。笑」
雛と会うのも三年ぶりだった。
三年前に琉唯が引越ししてから一回も会ってなかったから、変わっていてもおかしくはない。
琉唯は14歳で『仲間内』の中では最年少。
はっきりした性格で身長は低い。
雛は琉唯の二つ年上の16歳。
天然で身長が高くて琉唯とは対象的。
そんな二人が出会ったのもこの公園だった。
この公園は思い出の場所。
だからこの公園を待ち合わせの場所にしたんだと思う。
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