公園

2/4
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
琉唯(るい)「暑いー。」 太陽が照り付ける炎天下の中、ある公園で待ち合わせをしていた。 四年ぶりに会う『仲間』を待ち続けて約一時間 本気でムカついてきた。 雛「喫茶店に入ってたらアカンの??」 隣でバテていた雛が口を開いた。 琉唯「ここで待っとけって言われたし、後30分ぐらい待って来んかったらそうしよか。」 これ以上ここで待っていたら熱中症になりそうだったので、後30分だけ待つ事にした。 雛「それにしても琉唯雰囲気変わったなぁ!!」 琉唯「ホンマに??笑」 雛「三年前からしたらますます綺麗なってる!!」 琉唯「ありがとう。笑」 雛と会うのも三年ぶりだった。 三年前に琉唯が引越ししてから一回も会ってなかったから、変わっていてもおかしくはない。 琉唯は14歳で『仲間内』の中では最年少。 はっきりした性格で身長は低い。 雛は琉唯の二つ年上の16歳。 天然で身長が高くて琉唯とは対象的。 そんな二人が出会ったのもこの公園だった。 この公園は思い出の場所。 だからこの公園を待ち合わせの場所にしたんだと思う。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!