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剣壱「それにしても久しぶりやな!!」
助手席に座っていた剣ちゃんが喋りかけてきた。
琉唯「ホンマ久しぶりやし!!」
剣壱「三年ぶりくらいやな??だって雛に会うんもお前と最後に会った時以来やもんな??」
雛「そうやっけ??雛夢見て皆に会ってるからいつが最後か覚えてない。笑」
琉唯「さすが雛!!笑」
相変わらずな天然っぷり。
もう慣れたけど久しぶりにその天然さを目の当たりにしたら笑いが込み上げてきた。
何も変わらない関係。
ずっとずっと続くと思っていた。
スケ「俺等が出会った時からこの公園何も変わってないよな。」
車を運転してるスケがバックミラーで公園を見つめて懐かしそうにそう言った。
純一「俺が琉唯に会ったんもこの公園やし、雛に会ったんも剣壱に会ったんもこの公園やったよな。」
琉唯「この公園から全部始まったんよな……」
雛「懐かしいなぁ!!」
皆の思い出の場所。
始まりの場所。
変わらない場所。
大切なモノをくれたこの公園で走り回ったあの夏の日。
沢山の出来事が起こったこの公園。
この場所から全てが始まったんだ……。
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