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「じゃあ…ナツ、何で私を誘拐したの？」
「誘拐？なんとなくだけど？」
「…………え」
「いやー参ったな…気づいたら体が勝手に…」
「んな理由で……」
呆れ果てたカノンが床に倒れ込むと同時に物凄い爆音が鳴り響く。
ズドォォン…
「今の音何!?」
ちょ……こっち見ないでよ…私じゃないって！
「湖の方からだ…カノン行ってみる？」
「何で私も!?」
「いいからいいから」
また拉致された…
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