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「ならその命で償え…」
ナツの言葉が終わらないうち男の頭を炎が包みこむ!
ものすごい殺気…私が止めても手遅れかもしれない…でも……
「やめてナツ!殺さないで!」
「りょーかーい♪」
へ?
「カノンの頼みなら何でも聞くよー」
どうやら間一髪セーフだったみたい…
男の顔にはひどい火傷が刻まれている……
男は二言三言、訳の分からないことを言い残し泣き叫びながら森の奥へと走って逃げていった……
ダメだ……ナツは保護者がいないと何するかわかんない…
私がナツの暴挙を止められるのなら……
「ねえナツ……行くとこないなら私の家に来ない?」
「マジで!?よっしゃーカノンの家カノンの家!」
なんか私……ナツにスゴく懐かれたらしい……
こうしてナツとカノンの破天荒な生活が始まることになってしまった…
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