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「じゃあ、保っちゃんも脱ごうねっ」
あー…確か服脱いだ方が体温が伝わりやすいんだっけ。
…じゃなくて!!その行為自体は正しいかもしれないが、今の状況には全然正しくない!!
「はい、保っちゃんバンザ~イ」
「ちょっ…やめろって…」
しかし、挟まれている俺には抵抗する術もなく、シャツを脱がされてしまった。
「はい、ぎゅう~」
言いながら抱きしめてくる二人。
素肌と素肌が密着する。
二人の体温が、俺に伝わってー…同化する。
「…あったかー…」
まるで、一つのものになったかのような…変な感覚。
安心感。
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