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薔薇の足も松葉杖がなくても歩ける足に回復していた。
薔薇はスポーツクラス、百合は優等生クラス。
俺達のいる特待生クラスにはちょっと離れた所にある。
特に優等生クラスは特待生クラスの真逆にある。
でも俺らはそんなの関係ない。
今日は俺らの特待生クラスで昼ご飯を食べることとなった。
百合「あ~ダルい~…ほんと遠いよ。薔薇君おんぶして」
薔薇「お前がジャンケン負けるから悪いんだろ。さっさと歩け!」
百合「だって菊チン強いんだもん…」
薔薇「俺も負けたからなんにもいえねぇ~けど…」
百合「でも薔薇君と2ショットだから嬉しい☆」
優等生クラスのやつが特待生クラスにくる人はめったにいない。
百合くらいのものだ。
菊「お前等遅いぞ!も~くっちった…」
薔薇「はっ?せっかくきたのにか?」
桜「ごめんやめよう待とうよって行ったんだけど…」
ひまわり「ごめんなさい」
百合「でも百合達も疲れて機械化校舎の前のベンチで食べちゃった…ねぇ~薔薇君☆」
菊「お前等も食べたんかよ!」
といつも通りの話をしていると誰かがからんできた。
あいつだ!入学式のときに菊ともめた…
たしか…一緒のクラスだけど名前わかんねぇ~…
不良A「なんだよ?優等生クラスのやつじゃねぇ?かわいいじゃん俺ギャル好きなんだ」
クラスによって制服の胸のあたりにつけるバッチの色が違うのだ。
菊「またお前か!」
薔薇「誰だこいつ?」
A「お前もスポーツクラスだな~…なんのようかな?」
百合「なに~?薔薇君になんかよう?」
A「お前の彼氏か?やっぱ彼氏って強くなくちゃ」
とAは3人仲間を呼び出した。
菊「ちっ!めんどくせ~」
薔薇「こいつら喧嘩売ってんの?」
そう言えば菊も薔薇も喧嘩は強そうだけど見たことないな…
Aが殴りかかってきた。
菊はそれを交わして顔に4、5発。
薔薇も殴られはしたものの危なげなく2人を片付けた。
びっくりしたのが薔薇の顔を殴ったやつを百合が顔にハイキックした!
そいつは倒れて意識がとんでいた…
菊「お…お前なんなんだよ?」
百合「薔薇君を殴るやつはこのユリーボンヤスキーがゆるさないよ!」
桜「なんかやってたの?」
百合「昔は空手の選手だったのよ~ん☆」
薔薇「百合…ありがとな。」
百合「うん、薔薇君かっこよかったよ☆」
ひまわり「…」
たしかひまわりは喧嘩が大嫌いだった…
昔の出来事があったから…
俺のせいで…俺のせいで……
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