第1章 仲間達

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昨日の喧嘩でこっぴどく怒られた俺達は今一生懸命勉強に取り組んでいる。 赤点をとったらその週の土、日勉強しないといけないシステムになっている。 百合は優等生クラス60点以上。 でも百合は相当頭がいいらしい。 ずっと薔薇に勉強を教えている。 薔薇はスポーツクラス45点以上。 頭が悪けりゃスポーツなんて出来ないと言う校長の言葉。 特待生クラスでも35点以上… 俺とひまわりは問題ないのだが… 菊「特待生クラスでも勉強しないとだめなのかよ!」 桜「当たり前だよ!なにしに学校に来てるの?」 菊「仲間とエンジョイするためじゃん」 薔薇「スポーツクラスに勉強いらんくない?」 百合「も~薔薇君しっかり集中して☆」 ひまわり「そうだよ菊くんもしっかりして」 菊「いいよな~お前等頭がよくて…」 薔薇「お前60点以上だろ?取れるのかよ?」 百合「余裕だよ~☆百合優等生クラス2位の成績で入ったもん」 ひまわり「すご~い!」 菊「まじで!?俺百合に惚れそう」 百合「ブ~っだ!百合はね~薔薇君だ~け~」 薔薇「でも1位ってどんなやつだろ?百合知らないの?」 百合「知らない…1位の自信あったんだけどな…」 ひまわり「ちなみに3人さんは何位だったの?」 菊「全体で下から3番目…特待生クラスで下から3番目…」 百合「ってことは菊の下は特待生の人しかいないってことやね。笑)薔薇君わ?」 薔薇「全体で下から12番目…スポーツクラスは下から2番目…ひまわりわ?」 皆「笑」 ひまわり「私は全体で153番目で特待生クラスだと2番だったよ。」 百合「優等生クラス150人いるからね。桜ちゃんわ何位?」 桜「…」 菊「もしかして俺より下?俺より下の3人の1人?笑」 薔薇「皆言ったんだからお前も言えよ」 百合「そうだぞ~」 桜「…………全体で…」 菊「全体で下から2番?3番?」 桜「1番、特待生クラス1番…」 皆「!!!」 菊「1番下かよ~!そう恥ずかしがることないぞ。」 百合「あんたなに聞いてるの!?1番だよ!特待生クラスに1番がいたなんて…」 薔薇「なんで特待生クラスなんだよ!」 桜「お金なくて…小さいときに両親なくしてるから…」 百合「でも1年に1度特待生クラスの上位1名と優等生クラス下位1名入れ替えあるみたいだよ。」 ひまわり「…」 皆の勉強のかいがでて菊と薔薇はギリギリで赤点がなかった。 桜は1位に百合は2位という結果でテストは無事終了した。
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