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男は地面に叩きつけられたまま動かなくなった。
おそらく、体が動かないだけなんだろう。俺は男に詰め寄る。
「なかなか楽しかった。また戦えたらその時は最初から本気できな。」
俺はそう告げると男にとどめをー
「待ってください!」
どうやら邪魔が入ったらしい、ディズィーが七夜に近づき止めに入る。
「なんだ?あんたには関係ないんだが。」
「関係ないわけないです。この人は同じ研究所の人です。」
だから、なんなんだろうか。人の楽しみを邪魔して本当に困る。
「だったらコイツをどうするんだ?まともに動けなー」
背後に倒れていた男はいつのまにかいなくなっていた。どうやら詰めが甘かったようだ。
「…チッ、台無しだ。」
舌打ちをして、俺は部屋に戻った。
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