第3章 前編

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部屋に戻りボロボロの部屋から食料を取り出す。  怪我をしているが、俺には関係ない。 ディズィーはずっとこっちを見てる。いや、監視しているのか?  やれやれと七夜はため息をする。  「貴方はなぜ人を殺すんですか?」 「…なに?」 唐突の質問にディズィーは聞いてきた。  「それが俺の生きる意味だ」 即答する  「お前はもう寝ろ。俺は後で寝る。」 「嫌です。貴方が先に寝てください。」 「誰がお前を守るんだ?俺以外に助けはないはずだが?」 「……」 ディズィーはおとなしく寝ることにした。まだ疲れが残っており自分だけでは生き残れないと判断した。  七夜はディズィーが寝た後、食事を済ませてもう一人の人格に任せた。
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