第一限 凸凹コンビ
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「なんだよ! お前も知ってるのかよ、教えろ!」 「やだね。俺が知ってるのも偶然だし、俺は淳と違って口が固いからな。──ま、熊のケツなんか追ってないで、お前も女のケツ追っかけた方がいいんじゃないのか?」 阿久津は悪戯っぽく言うと、自分の名を呼ぶ女子生徒達の元に笑顔で向かっていった。 悠は背を向けた阿久津に、「うっせー」と呟いて頬杖をついた。
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