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パーティーと言っても、俺等は未成年だ。
酒は飲めねえから、ジュース、お菓子、飯やらがわんさかあるようなパーティー。
此処の食堂の人気メニューがずらっと並ぶのは、そうそうねえから、やっぱり皆テンションが上がりっぱなしなんだよな。
「～～じゃあ次はー」
エビフライに食らいついてると、今まで耳に入らなかった司会の瞬の声が聞こえた。
まこっちゃんはさっき挨拶をすませて、今は俺の隣で一緒に飯を食ってる。
見渡せるように一段高くなった所に上がって来たのは、柚希ちゃんだった。
それだけで歓声が上がる。
柚希ちゃん可愛いもんなぁー。って言っても男なんだけどさ。
本当に男って思う感じ？母親みたいで、のほほんとしてて優しくって。
本当に管理人室と保健室は、心のオアシスなんだよな！
お菓子とかいっぱいくれるし！
食べ物で喜ぶとかなんかガキっぽいけど…。
途中からカラオケや漫才が始まった。
本気でお笑い目指してる奴等が漫才するよりも、目立ちたがりの宇宙人…もとい陽が壇上に上がって訳分かんねえ事言って、司会席から瞬が訂正したりツッコミ入れてる方が面白かった。
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