killer...3

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ベッドに転がって雑誌を読んでると、ドアの開く音が聞こえた。 『よぅ、見回り、戸締まり確認お疲れ』 「ありがとっ、イチ」 寮長って本当に大変だなーなんて。 くだらない話で盛り上がってたけど、寮長が消灯時間守らないなんて話にならないよ、って苦笑いしたまこっちゃんは電気を消した。 布団に潜ってると、心地よい睡魔が襲って来る。 『なぁ、真ー』 「…ん?どうしたの?」 『なんでさっきあんな事言ったんだ?』 寝返りをうって、まこっちゃんの方を向けば最初からこっちを見ていたらしい。 目線がかち合った。 「なんでだと思う?」 意地悪っぽく含み笑い。 なぁ~~んでだろ…。 まこっちゃんが叫ぶような声あげるなんて珍しいし、怒るのも珍しい。 その両方が揃うなんて、本当に明日雪降るんじゃねえかな?って思う。 『全っ然分かんねえー』 苦笑浮かべて思った事をそのまま返す。 「クラス別々になっちゃっただろー?」 そういや忘れてた。 今日は割りと同じ時間過ごしてたし。  
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