killer...4

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~~あれ…。此処どこだっけ。 ピンクの花弁がヒラヒラ舞ってすげぇ綺麗だ。 右隣には俺と同じくらいの少年。 ギューって力を込めて手を繋いでる。 左隣には誰がいるんだ? 大きい手がしっかり繋がれてる。 あ、つーか隣にいるのはまこっちゃん? そうだ!まこっちゃんだよ! うわぁ。懐かしいなぁー!! 俺達が立ってるのは桜並木で、花吹雪ってこういう事言うんだろうな。 そこだけ別世界のようだ。幻想的で。 俺、こんな事忘れてた。 まこっちゃんと隣にいる奴と綺麗だってすげえ喜んで、それだけで楽しくて、嬉しかった…。 ああ、いいな。こういうの。 忘れてたくねえなぁー……。 「イチー!起きろー!!」 まこっちゃんによって、バンッと勢いよく開かれたドアの音がした。 うっすら目を開けば、今にも飛び掛かって来そうなまこっちゃんと目が合う。 …俺いつ寝たんだっけ? あぁ、そっか。 なんかいつもと違うと思ったら、このベッドまこっちゃんのか。 「おはよー!早く着替えてっ」 制服を投げ付けられて、俺の顔面に直撃したけど、駄目だ。眠い。 面倒見が良いのは有難いけど、もっと寝てたい…。  
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