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『なぁ、瞬。まこっ…真にはこの事言わないで貰えるか?』
言ったら確実に宮野はボコボコに…。
って宮野は喧嘩強いからなんとかなるか。
まこっちゃんの攻撃は体よりも、精神的にしんどいんだよな。
前にこうゆー時のまこっちゃんの攻撃って言ったら……思い出したくねえや。
「イチくんがそういうなら。
二人だけの秘密だね♪」
人差し指を唇に当てて、ウインクを落とす瞬は、ちょっと嬉しそうにしてた。
二人だけの秘密…じゃなくても別にいーんだけど。
まこっちゃんにバレないなら。
立ちあがろうとして、手を付けば痛みが走った。
内出血を起こしたのか手首に手形が残っている。
気持ち悪ぃー。
何か悪霊にやられたみたいじゃんか。
「それ…大丈夫?」
『柚希ちゃん所行って来るわ』
「じゃあ僕は生徒会の仕事に戻るよ」
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