3.橘家

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「ほら入れ。」 そして今日はその夢への、第1歩を歩みだす日だッッ 最強の祓人一族と呼ばれる橘家に仕え修業し、最強の祓人となったら……独立!!!! そして俺は新たな祓人の家元となり、橘家に負けない…………いや、橘家以上の祓人一族を作り上げ俺がその当主となるんだ!!!!! はははは!!うははははっ!!! 「………💢💢 おいっ!何をさっきからニヤついているっ!ささっと入れ!!!このノロマが!!!」 「うおっ!びっビックリしたッッ急にでかい声ださないでくれよ!」 「貴様がぼけっとしているだ! たく、何故貴様のような輩が橘家に入れたのか理解できぬ………。 ……………ほら此処が‘橘家’だ。 わかったらさっさと中へ入れ」 「えっ此処が!? てか門でっけぇぇッッ!!!!!」 俺の前には軽く3メートルはあるであろう門が開き、俺を待ち構えていた。 「いちいち五月蝿い奴だな。早く中へ入れ皆お待ちかねだ。このノロマ」 ……💢💢💢いちいち毒のある奴…! くそっ神谷あきら…………め……。 最強の祓人だかなんだかしらねぇがお前を俺の夢への踏み台にしてやらぁッッ! 「また…何か考えているな…。 ……気持ち悪い奴。」 そうして俺はこの馬鹿でかい門を潜り、橘家へと入っていた。
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