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穂花について行くと質素な小部屋に案内された
「では仁、貴方を迎えるための式"戒"の準備をし直すのに時間がかかりますので、この部屋でまっていなさい。」
「どうもすんませ…」
「全く…迷惑なやつ」
悲しいかな…どんな小さな呟きも聞き漏らしたりはしないこの俺。
穂花は小さく悪態をつきながら部屋から去ていった。
ゆえに俺部屋に一人。
「あ~初日からやっちゃたよ!!おい~」
意味もなく部屋の中をぐるぐる周りながら俺は一人愚痴った。
「くそ~!!」
でもやっぱり
「…穂花…可愛かったな…」「誰が可愛かったって?」
「うおっ!!!」
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