接触

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「ばぶべべえぇっっ!!」 オレの叫びは、雨の音に掻き消されてしまう。 坂になってるから、道路からは見えない。 このどしゃ降りで、なおさら、誰も川に近付こうとはしない。 あぁ… オレは死ぬのか… まだ誰かと付き合った事も、キスした事もない… オレの人生、つまんなかったな… と、死に際なのに愚痴っぽくなるオレに、一筋の光が。 瞼が開く。 ────────あれ? オレ、天国逝けたのか…? そのわりに、まだビショ濡れだし何か見た事ある風景だな… 「!!…がはっ、げほげほっ!」 オレは、少量の水を吐き、起き上がる。 「あ、、、あれっ、ここ…」 どしゃ降りで遠くまでは見えなかったが、そこは間違いなく近所の公園だ。 オレは、公園にある、屋根付きのベンチに寝かされていた。 「オレ、助かったのか…?でも、どうやって…」 オレは、手の平をじっと見つめて考え込んでいた。 すると、後ろの方から声がした。 「気が付いた?」

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