Act 1

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午前二時 夜もすっかりと更け 満月が夜空に輝く頃 その少女はそこにいた。 少女は紫に光る瞳をし、黄金色の髪、そして一番のポイントである 黒い魔女の帽子をかぶっていた。 それらはなぜか、切り傷のような跡がつき、ところどころボロボロに裂かれている。 ここに来るまでにどれだけの苦労で切り抜けてきたのだろうか。 その少女の名前は霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ) という。
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