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その目と同じような色の髪を、白い帽子が覆っている。
その者の名前はパチュリー・ノーレッジ。魔理沙の声を聞いたが、わざとらしく瞳を閉じた。
当然、魔理沙の声に返事をする気は全くない。
やれやれといった感じで、また本のページを開く。
返事をしないパチュリーに魔理沙が怒鳴った。
「パチュリー!この鍵を開けてくれ!お前の手を握って必ずここから連れ出してやるから。」
埃を吸い込み、咳込んだパチュリーは言う。
「あなたにようはないの」
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