俺の恋人

出会い

俺が信号待ちをしていると俺の横に一台の車が止まった。

ナンダこの車…そう思っていると窓が開いた。

「車に乗りなさい」

「は…？」

いきなり話かけられた俺は突然すぎてとても間抜けな声が出た。

「車に乗りなさいと言っているんだ」

…いきなりなんなんだ!?
俺は止まっていた。

「早く乗らないと風邪を引いてしまう」

俺は小さい頃オヤジと約束した事を思い出した。
「絶対知らない人の車には乗るんじゃないぞ!なにをされるか分かんないからな!」

その約束を守るということもあったがやっぱり振られて直ぐは1人になりたかった。